口内炎にはいろいろな種類があった!~種類×原因×治療法~
2016年6月3日
こんにちは、受付の松澤です(*・З・*)ノ
今回は誰もが経験した事のある口内炎について!!
口内炎ができて痛い思いをした方も多いのではないでしょうか?
できるとすごく痛いですよね~
醤油とかしみますね~(> <;)
口内炎は口の中の粘膜にできる炎症のことです。しかし、実は口内炎は白く丸いものだけではなく、赤いものやえぐれているもの、広がっているものなど種類があります。そのままにしていい口内炎や癌に移行しやすい口内炎などもあります。
今回は口内炎の原因と治療法をお伝えします。ぜひ参考にしてください☆
口内炎とは
歯茎や舌などの粘膜にできる炎症反応です。一般的には丸く白いアフタ性口内炎が有名ですが、赤くなるものや大きく広がっているものもあります。口内炎の一番の特徴は触ると痛いことで、食事の時に苦痛を伴うため、乳児や高齢者の方は気づかずに栄養不足となり、より口内炎が悪化してしまうこともあります。
口内炎ができる理由
口の中は外から入ってくる細菌や、もともと口の中にいる細菌に対して防御する反応が強く、体の抵抗力が落ちたり、傷ができたりすると過敏に反応し、口内炎となって現れます。ただし、詳しい原因が不明です。
*アフタ性口内炎*
口内炎と言われて想像する最も一般的なもので、アフタ性口内炎
直径数ミリの円形または楕円形の白い潰瘍で、周りは赤くなった部分で取り囲まれています。触ると痛く、刺激のある食べ物は強くしみます。疲れ、風邪、ストレス、胃の不調など抵抗力の低下やビタミンB2の不足によってできると言われていますが、はっきりとした原因は不明です。
~治療法~
1週間から2週間程度で自然に消滅するのでそのままでも問題はありません。しかし、触ると痛いので、ケナログやアフタゾロンなどのステロイド剤入りの口腔内軟膏やアフタッチなどのシールのような貼り付けるもの、サルコートのようなスプレータイプの薬を使用すると早く治りやすいです。
*カタル性口内炎*
カタル性口内炎は口の中の粘膜が部分的に赤く腫れるのが特徴的
症状は比較的軽いものが多く、赤く腫れたり白くただれたり、触ると痛みがあります。原因は口の中を噛んだり、歯の被せ物が合っていなかったり、矯正装置が粘膜に擦れたり、食べ物などの火傷によって起こります。
~治療法~
口の中を噛んでできたものは自然に完治します。被せ物が粘膜に当たってカタル性の口内炎ができる場合は冠をやり直すか出っ張っている部分を丸めます。しかし、それでも擦れやすい場合はマウスピースを使って粘膜を保護します。矯正装置はどうしても出っ張りがあるためにつけてすぐの頃は口内炎ができやすいです。矯正装置にワックスをつけて保護したり、アフタゾロンで対応します。
*ウイルス性口内炎*
ウイルスや細菌が体に感染することによってできるものをウイルス性口内炎
口の粘膜が赤くただれたり、小さな水ぶくれができ、水ぶくれが破れ、かさぶたを作ります。かゆみや強い痛み、違和感が出ることがあります。ヘルペスなどのウイルスの感染が原因となります。ヘルペスや梅毒・淋病・クラミジアなどの性行為感染症などがあります。
~治療法~
ウイルス性口内炎の原因菌を特定する必要があります。内科、皮膚科、泌尿器科等で血液検査をし、原因菌を調べます。抗ウイルス剤の軟膏や薬をのんで早期に改善する必要があります。
*カンジダ性口内炎*
カンジダ性口内炎は義歯性口内炎
口の粘膜が入れ歯の形に赤くなったり、白い膜が出来たりします。舌にも白い膜が点在することがあります。カンジダ菌はカビの一種で、もともと口の中に存在し、入れ歯や口の中が不潔な状態になると多く発生します。入れ歯の痛みや違和感として症状が現れます。
舌や粘膜の表面に白いブツブツができますが、痛みは少ないです。原因は口の中にいるカビの1種であるカンジダ菌の増殖や、免疫力の低下にあります。
~治療法~
入れ歯を義歯用歯ブラシでよく洗い、入れ歯用洗浄剤でカビを落とします。洗浄剤は毎日使用し、入れ歯がカビないようにする必要があります。口の中はイソジンのうがい薬やコンクールなどで洗口します。必要であれば抗真菌薬をのんでカンジダ菌を減らします。
*アレルギー性口内炎*
口の中の金属にアレルギーがある場合に起こる口内炎
金属に接している部分やその周囲が赤く腫れ、口内炎ができることがあります。口の中の金属アレルギーは口だけでなく手や足にも赤く腫れたり、かゆくなったりするアレルギー症状が出る場合もあります。
~治療法~
金属を取り除きプラスチックやセラミックに変える必要があります。近年ではできるだけ口の中に金属を入れないようにする方向性にあります。
口内炎を防ぐには・・・
口の中を清潔に保っておく。口の中は暖かく、湿った環境のため多くの細菌が住んでいます。また、外部から菌やウイルスが侵入してきます。口の中をいつも清潔にすることによって、口の中に傷ができたり、細菌が入ってきてもできるだけ細菌が粘膜に感染させないようにしておくと口内炎ができにくくなります。
✓、 口の中を清潔にする最も基本的で大切な方法は歯磨きです。正しいやり方できちんと磨けている人は、実は少ないです。ほとんどの方が自己流!!大人でもちゃんと磨けていない人が本当に多いです。1度口の中の検診もかねて、歯医者さんで正しい磨き方を教えてもらうのも良いと思います。
✓、 体の抵抗力が低下すると、小さな傷や少しのウイルスで粘膜にダメージが加わり口内炎ができてしまいます。体全体の抵抗力を高めておくことによって、口内炎を防ぐことができます。
✓ 寝不足、暴飲暴食など生活習慣の見直しが大事です。
✓、 口内炎はビタミンB2の欠乏によって起こります。ビタミンB2はレバーなどに多く含まれています。必要であればサプリメントで補給することも可能ですので美容や健康の為にも日頃から摂取するのもいいと思います。
口内炎は種類が多いのでわからない場合、不安な場合は、お近くの歯医者さんで聞いてみて下さい。
歯科治療の回数に関して。
2016年5月26日
こんにちは。歯科医師の長野です。
今回は歯科治療の回数に関して申し上げます。
一般的に、歯の治療は時間とお金がかかるという印象があると思います。こと根っこの治療は時間がかかる。
私見になりますが、特に根っこの治療は、その歯の寿命を左右するためしっかり治す必要があると考えます。しかしその中でも、極力期間を短くしその後の予防処置(歯の掃除など)にも重点を置きたく思います。
申し訳なく思うのは、正確な回数をお伝えできない事です。歯の状態、歯茎の状態が変化するためだいたい何回ぐらいです、という表現になってしまいます。
お読みいただきありがとうございます。
手鏡でよく観察してみよう!
2016年5月13日
皆様はご自分の歯を鏡で毎日見ていますか?
日常的に歯を磨く習慣はあるかと思います。例えば歯を磨いている時、磨き終わった後に鏡を見て確認していますか?
しっかり磨いてるから大丈夫!!なんて思っていませんか?
意外と磨き残しってあるんですよ?
まずは歯ブラシをした後に鏡でよく確認してみてください。
歯と歯の間、歯と歯肉の境目…唇や舌で隠れて見えにくいところなど舌でも触ってみてください。
磨いた後なのにざらざら、ヌルヌル残っていませんか?
指や爪で触って確認してもいいですね!爪でひっかいて白いプラークついてこないですか?
歯だけではなく歯肉の色や、歯肉の腫れ、出血..舌の色…など
ご自分のお口の中を観察するをことで予防にもつながりますので是非見る習慣もつけてください
歯科衛生士 森
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立川歯科医院 瑞江診療所
電話番号:03-3678-3699
住所:東京都江戸川区東瑞江1-12-6-101
診療時間:9:30~13:00 14:30~19:00
休診日:水曜・日曜・祝日(祝日のある週は水曜診療)
歯科治療が心配な妊婦さんたちへ
2016年5月12日
こんにちは、受付の松澤です(∗°∀°∗)ノ
今回はご妊娠中の治療について、よくある質問にお答えします。
妊娠してから急に虫歯が痛くなったり、親知らずが痛みだしたり
今まで平気だったものが妊娠すると体の変化が起き、急変することだってあります。
麻酔、レントゲン・・・赤ちゃんに影響がありそうで心配。
そんな不安を抱えた妊婦さんたちへ
これから歯科を受診される方の参考になれば嬉しいです♡
◆妊娠初期は治療できない?
体調が不安定な妊娠初期、後期は応急処置しか行えません。
安定期と言われる妊娠中期(妊娠5ヶ月〜8ヶ月)で、体調が良ければ、虫歯や歯周病等の一般的な歯科治療を受けることができます。妊娠初期2~3ヶ月間は非常に流産しやすいので過度に緊張や、或いは長時間にわたる治療はなるべくさける様にした方が良いと思います。妊娠後期は基本的に応急処置のみ、行いましょう。
◆歯科のレントゲン撮影は赤ちゃんへの影響は?
歯科のレントゲン撮影は防護エプロン(鉛のエプロン)を着用して行いますので、お腹にX線(レントゲン)があたる事はありません。ですから、赤ちゃんへの影響はまず心配いりません。
当院では、従来のものと比べて約1/10の線量で撮影できるデジタルレントゲンを導入しておりますので、よりご安心していただけるかと思います。それでも気になる方は無理に撮影は行いませんのでスタッフに伝えて下さい。
◆歯科の麻酔は母子に影響は?
麻酔というだけでに危険がありそうと、思われている方が多いです。しかし歯科の麻酔は歯肉に打って使用する、局部麻酔ですので母子への影響はありません。
◆妊娠中薬が飲めない?
基本的には妊娠中は赤ちゃんへの影響を考え、お薬を出しません。
しかし、どうしても痛みが強く母体にストレスがかかる心配がある時は、産婦人科の先生と連携をとりお薬を出すこともあります。痛み止めは、特に注意が必要です。
抗生物質の中には、お子さんの歯を変色させてしまうものもありますから、こちらも気をつけなくてはなりません。
◆抜歯はできないって本当?
妊娠中は基本的に抜歯などの外科処置は行えません。
妊娠中は免疫力が低下しやすい、外科処置後に必要なお薬を飲めない、治療時のストレスが母体へ影響しやすい、等とリスクが高いからです。ですが、急を要するようでしたら、抜歯も行います。
お腹の張り具合など、個人差があります。
治療の椅子も楽な体位をとってもらえるよう配慮しておりますが、体位がツライ…急な体調不良…
無理をせず通院していただきたい思っていますので、遠慮なくなんでも言って下さい。
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皆さま参考になりましたでしょうか?
妊婦さんも治療ができますので検診に行ってみて下さい。
痛くなる前にお口の状態も整えておく!
それが一番安心して出産に専念できる治療です♡
妊娠中、歯科を受診する際にはぜひ母子手帳をご持参 下さい。
歯科医院側も妊娠中の健康状態を把握できますし、「妊娠中の歯の状態」のページを記入することもできます。
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立川歯科医院 瑞江診療所
電話番号:03-3678-3699
住所:東京都江戸川区東瑞江1-12-6-101
診療時間:9:30~13:00 14:30~19:00
休診日:水曜・日曜・祝日(祝日のある週は水曜診療)
☆歯のクリーニング☆
2016年4月18日
こんにちは!
暖かくなり春の陽気で過ごしやすくなりましたね♪
新生活も始まり少しずつ慣れてきた頃でしょうか?!
春は出会いの季節でもあり様々な場面で初対面の方と接することが多いですね。
そんな時、口元は特に大事な印象を与えます‼
歯のクリーニングをして口元から印象良く見せていきませんか☆
歯科衛生士 大山