歯と認知症
2017年2月20日
こんにちは。歯科医師の長野です。
本日はこのようなお話。
「物をよく噛むと脳が刺激される」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
噛んだ時の刺激は歯の根っこの周りにある歯根膜というクッションから脳に伝わり、その刺激は脳の中の感覚や運動、記憶や思考、意欲を司ってい
る部分を活性化します。
こんな研究結果があります。
歯のないマウス、つまり噛むことができないマウスは噛むことができる正常なマウスに比べて、アルツハイマー型認知症の原因と考えられているアミロ
イドβ蛋白が大脳皮質に沈着し、老人斑が多く、記憶などに関わる海馬の細胞数が少なくなっていました。また、噛みにくくしたマウスの歯を修復する
と正常なマウスと同程度まで記憶が回復したそうです。
つまり、歯がしっかりしているとうことは認知症予防につながりますし、歯を治療し噛めるようになることでも認知症予防になるということです。歯がなく
てもインプラントやきちんとあった入れ歯を使用することで、歯と同様の働きをしてくれます。
健康で長生きするためにも歯の健康を保つことが大切ですね。
バレンタインDAY♡
2017年2月13日
こんにちは!受付の松澤です。
2月14日バレンタインDayですね♡
バレンタインと言ったらチョコレートですよね~
歯磨仕上げにおすすめなMIペースト
2月の期間限定で甘くておいしいチョコレート味が発売されました!
MIペーストはカルシウム、リン、ミネラルが豊富に含まれた薬用ペーストです。
これにより歯の再石灰化を促進させ、歯を強化する働きがあります。
また、フッ素は配合の歯磨き粉と一緒にお使いいただくとさらに効果的です☆
小さな虫歯がある方や生え替わり時期のお子さん、知覚過敏になってしまった方にもおすすめです。
当院でもお子様のクリーニングにも使用していて、とても好評です♡
ぜひ一度試してみて下さい!
※乳製品ですのでアレルギーの方はお控えください。
銀杏中毒
2016年9月16日
こんにちは!受付の松澤です。
夏が終わってだんだん寒くなってきましたね~
秋です!秋!
私の秋は食欲の秋です♡
診療所の隣に神社があり、毎年たくさんの銀杏が落ちています。
近所の人たちが銀杏拾いによく集まっていていますよ。
ホクホクの銀杏に塩をふって食べる♡めちゃ美味しいですよね~
だけど気を付けて下さい!!
食べ過ぎは体に毒ですよ~銀杏中毒になってしまうらしいです。
患者様の中に銀杏中毒になってしまった方がいて、お話しを聞きましたが・・・
ものすっっっごく!辛い!との事でした。
気になったので、どのぐらい食べたら中毒になるのか調べてみました。
成人 = 40粒以上
小児 = 7粒以上
小児は個人差があるみたいですが毒素能力が発達していないとのことで中毒になりやすいようです。
小学生になるまで、銀杏を与えるのは控えた方がいいかと思いました。
子供の頃は、銀杏が嫌いでした・・・この味は大人になってから♪
※症状は1~12時間後に、腹痛・嘔吐・下痢・消化不良などの食中毒の様な症状がでる。
※ひどい場合は、痙攣・呼吸困難・意識消失などがある。
※最悪の場合、死にいたることもある。
との事です。
銀杏怖い。
でも、栄養素がたくさん!脂質、糖質、たんぱく質、ビタミンA・B群、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、カリウム、パントテン酸など・・・
美容にも健康にも効果が高いので程度に食べましょう♡
なんでも食べすぎはダメですからね♪
虫歯のできやすいところ
2016年8月17日
以前お子様の仕上げ磨きお話しいたしましたが、今回は虫歯のできやすいところについてお話しします。
特に虫歯になりやすいところとして大きく分けて3つあります!!
①咬合面・・・奥歯のかみ合わせの面にある溝
②隣接面・・・歯と歯の間で隣の歯と接している面
③歯頚部・・・歯と歯肉の境目で歯の根元
上の3か所は”虫歯の三大好発部位”と言われもっとも虫歯になりやすいところです。
虫歯になりやすい=歯ブラシで磨きにくい場所 でもあります。
また、その他にも・・・
治療した銀歯などの詰め物と歯の境目
↑
1度治療した歯であっても虫歯にはなります。
かえって治療した歯の方が多少なり段差があるのでそこから虫歯が
出来てしまうことが多いです!!
一番奥歯の奥側(最後臼歯部遠心)
↑
自分からは見えない場所ですので忘れがちになっていつの間にか大きくなってしまうことも!!
親知らず
↑
このような場合は親知らずの虫歯と重なっている1本前の歯にも虫歯がうつってしまっていることが
多いです。前の歯を守るためにも早急に治療することが望ましいですね!!
これらも磨きにくい場所であり、虫歯にもなりやすいところです。
虫歯になりやすいとはいえ、虫歯菌を除去できれば虫歯のリスクも減ります!
そのためには歯ブラシ以外にも歯間ブラシやデンタルフロス、磨きにくい奥歯の歯にはタフトブラシという小さい歯ブラシで磨くことで
効率よく汚れを取ることができます。
歯ブラシ1本ですべてを磨き上げるのは難しいのでデンタルフロスなどの補助的なものを使用して虫歯を予防しましょう☆
立川歯科医院瑞江診療所
歯科衛生士 森
お子様の仕上げ磨き
2016年8月5日
学校の夏休みに入りましたね!!
当院にも夏休みを機に治療を…とゆうお子様も増えています。
そんな中、お母さんさんから『仕上げ磨きっていつまでするの?』という声をよく耳にします。
いつまで!!と厳密には決まっていませんが、敢えて言うのであればお子さんがしっかり自分で磨けるまでです。
ポイントとしては”しっかり”です!!
歯ブラシをくわえて動かして..歯磨きをしている風は小学校低学年でもできると思いますが、大人でも奥歯の方は磨くのが難しいのですから
お子様が虫歯にならないように大人の目で確認することが必要です。
患者様のお話を伺っていると低学年の頃までは仕上げしていたけど、3~4年生になると本人に任せてます。という声が多いです。
4年生くらいになるとお子様もかなりしっかりしてくるので、自分のことは自分で!!という方向になりがちですが
しかし、完全にまかせっきりにしてしまうと、いつの間にか虫歯に…なんてことがおこります。
また、4~5年生になると奥歯の方も少しずつ乳歯から永久歯に生えかわります。
完全に生えきるまではでこぼこしてて磨きにくいのと、生えたての歯は虫歯になりやすいので注意が必要です。
まずはお子様に一生懸命頑張って磨いてもらい、そのあと磨き残しがないか保護者の方が確認・仕上げ磨きをしてあげてください。
仕上げ磨きのポイントなどわからないことがあればぜひ聞いてくださいね!!
立川歯科医院 瑞江診療所
歯科衛生士 小澤