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歯周病の予防にオススメ!歯科医院での専門ケアPMTCとは?

2019年9月18日

こんにちは。
東京都江戸川区にある歯科医院、立川歯科医院 瑞江診療所です。
 
「歯が悪くなったら治療すればいい」と気軽に考えていませんか?
もちろん、治療は大事なことですが、治療のためとはいえ一度削られた歯は、弱く、もろくなってしまいます。むし歯が再発しやすくなったり、歯周病が進行しやすくなったり。さまざまなお口まわりの健康リスクが高まります。
 
そのため、近年ますます「予防ケア」への取り組みが重要視されるようになりました。
 
「予防ケア」とは、歯が悪くなってから治療するのではなく、悪くならないように予防を徹底する考え方です。テレビCMなどで、聞き馴染みがある方も多いのではないでしょうか?
 
ここでは、予防ケアで行える「歯周病の予防にオススメの専門ケア」などについて紹介します。
 

80歳で天然歯が21本!予防ケアの先進国スウェーデン

ずっとずっと、おいしく食べる楽しみを味わいたい…多くの人がそう願っていることでしょう。
 
けれども、さまざまな要因で、人間は年齢を重ねていくうちに自分自身の天然の歯を失いがち。生涯を通じて、楽しく、おいしく、食生活を満喫するためには「80歳をすぎても自分自身の歯が20本必要」といわれています。
 
自分の歯が将来、失われているかもしれない…そんなことをリアルに想像できる人は少ないかもしれません。しかし実際には、80歳に達した日本人に残された天然歯は、平均13本。本来あるべき20本に対して、7本も不足しているというのが現状です。
 
一方、「予防ケアの先進国」といわれる北欧の国スウェーデンでは、80歳に達しても平均21.1本もの天然歯が残っています(「歯科医療疾患実態調査2015」厚生労働省より)。子どもの頃からデンタルケアを念入りに行っているスウェーデンでは、80歳を過ぎても、歯の健康をしっかり維持できているのです。
 
デンタルケアが、いかに歯の健康や、幸せな暮らしを支えるものであるかということがわかります。
 

歯科医院でバイオフィルムを除去して歯周病を予防

予防で最も大切なのは、毎日の歯磨き。
 
とはいえ、毎日しっかり歯を磨いていても、歯ブラシが届かない部分や磨き残しなど、ホームケアでは除去しきれない汚れが蓄積されていきます。やがて歯垢に歯周病菌が増殖し、歯の表面にバイオフィルムという膜をつくりだします。
 
バイオフィルムができてしまったら、ご自身での歯磨きでは除去しきれません。ホームケアと併用して、歯科衛生士をはじめとする歯科医療の国家資格をもったプロによるケアを受けることが大切です。
 
予防ケアでは、歯周病を防ぐためにの定期検診やメンテナンスを実施しています。専用の器具やフッ化物入り研磨剤を用い、歯の表面をつるつるにするPMTC(歯石除去・歯面清掃)を行います。

 

PMTC(歯石除去・歯面清掃)とは?

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科医院で行っている専門ケアのこと。専用機器で、歯の表面をきれいに清掃します。
 
歯垢が唾液の影響で石灰化し、硬い歯石になってしまったら、ご自身の歯磨きでは除去できません。PMTCを行い、スケーラーという器具で歯石を取り除いていきます。歯と歯ぐきの隙間の「歯周ポケット」に溜まった歯垢も、3㎜くらいまでなら清掃できます。そして、フッ素入りの研磨剤で歯の表面をきれいに磨き上げることで、歯垢が付きにくくなります。
 
立川歯科医院 瑞江診療所では、定期検診やメンテナンスの際、PMTCを受けることができます。ホームケアと併用して歯科医院でプロによるケアを受けて、歯周病になりにくいようお口の環境を整えていきましょう。

 
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