もしかして歯周病?こんな症状があれば歯周病かもしれません
2019年9月11日
こんにちは。
東京都江戸川区にある歯科医院、立川歯科医院 瑞江診療所です。
日本人の半数以上がかかっているといわれる歯周病。初期の段階ではハッキリとした自覚症状が少ない疾患です。歯周病は細菌の感染で起こる炎症性疾患なので、痛みがないからといって放置していると、知らず知らずの間に進行してしまいます。
ここでは、歯周病の疑いがあるとされる症状をを紹介します。
「もしかすると、歯周病?」という不安を抱えている人は、自分が歯周病なのかをチェックしてみてください。
- 朝起きたときに、口の中がネバネバする。
- 歯みがきのときに出血する。
- 硬いものが噛みにくい。
- 口臭が気になる。
- 歯肉がときどき腫れる。
- 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。
- 歯がグラグラする。
※「歯周疾患の自覚症状とセルフチェック」e-ヘルスネット(厚生労働省)より引用
こんな症状はありませんか?これらにあてはまる方は、症状の程度に差はあるかもしれませんが、歯周病のリスクが高いと考えられます。一度、歯科医院でチェックを受けてみることをおすすめいたします。
歯の表面に、ネバネバしたものが付着していると感じたことはありませんか?
それが、歯周病を引き起こす原因となる歯垢(プラーク)です。歯垢は、食べかすを糧にして細菌が増殖し、食後4~8時間で作られます。
歯垢を温床として、増殖を続ける歯周病菌。酸素が少ない場所を好む細菌なので、歯と歯ぐきの隙間である歯周ポケットを恰好の棲み処とし、どんどん増えていきます。お口の中の環境が悪化したり、生活習慣が乱れたりすることも、歯周病菌にとって好ましい環境となります。
例えば、ストレス、運動不足、喫煙による血行不良、睡眠不足、食習慣の乱れ…このような生活習慣の悪化は、すべて歯周病菌にとって喜ばしい状態。免疫力の低下につながり、歯周病菌がますます増殖しやすい環境をつくりだします。
歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きをしっかりと行うことが大切です。
歯磨きで、歯周病菌の温床となる歯垢を取り除くこと。基本的なことですが、日常的なケアが足りていない方や、せっかく歯磨きをしていても方法が間違っている方は、意外と少なくありません。
立川歯科医院 瑞江診療所では、定期検診・メンテナンスの際、患者さま一人ひとりのお口に合った「効果的な歯磨きの方法」についてご指導しています。
お口の環境は、日々、変化していくもの。専門家によるアドバイスのもと、ご自身のお口に適したケアを行って、歯周病を予防しましょう。