虫歯のできやすいところ
2016年8月17日
以前お子様の仕上げ磨きお話しいたしましたが、今回は虫歯のできやすいところについてお話しします。
特に虫歯になりやすいところとして大きく分けて3つあります!!
①咬合面・・・奥歯のかみ合わせの面にある溝
②隣接面・・・歯と歯の間で隣の歯と接している面
③歯頚部・・・歯と歯肉の境目で歯の根元
上の3か所は”虫歯の三大好発部位”と言われもっとも虫歯になりやすいところです。
虫歯になりやすい=歯ブラシで磨きにくい場所 でもあります。
また、その他にも・・・
治療した銀歯などの詰め物と歯の境目
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1度治療した歯であっても虫歯にはなります。
かえって治療した歯の方が多少なり段差があるのでそこから虫歯が
出来てしまうことが多いです!!
一番奥歯の奥側(最後臼歯部遠心)
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自分からは見えない場所ですので忘れがちになっていつの間にか大きくなってしまうことも!!
親知らず
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このような場合は親知らずの虫歯と重なっている1本前の歯にも虫歯がうつってしまっていることが
多いです。前の歯を守るためにも早急に治療することが望ましいですね!!
これらも磨きにくい場所であり、虫歯にもなりやすいところです。
虫歯になりやすいとはいえ、虫歯菌を除去できれば虫歯のリスクも減ります!
そのためには歯ブラシ以外にも歯間ブラシやデンタルフロス、磨きにくい奥歯の歯にはタフトブラシという小さい歯ブラシで磨くことで
効率よく汚れを取ることができます。
歯ブラシ1本ですべてを磨き上げるのは難しいのでデンタルフロスなどの補助的なものを使用して虫歯を予防しましょう☆
立川歯科医院瑞江診療所
歯科衛生士 森